冬至の行事食
- 公開日
- 2024/12/27
- 更新日
- 2024/12/23
できごと
令和6年12月20日(金)給食こんだて
【れんこんそぼろご飯、なんきんの甘煮、人参と大根のみそ汁、みかん、牛乳】
今年の冬至は、12月21日です。冬至とは、一年間で太陽が出ている時間が一番短い日のことです。
昔から冬至にかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ると風邪をひかないと伝えられてきました。
また、冬至の日に、名前に「ん」のつくものを食べると「運」がよびこめると言われ、れんこん、きんかんなどの「ん」が多くつく食べ物が好んで食べられました。
給食には「れんこん」「にんじん」「だいこん」「なんきん」「みかん」を使っています。
なんきんとはかぼちゃのことです。かぼちゃは漢字で「南瓜」と書き、「なんきん」とも呼びます。今回は、秋から冬に育つ珍しい「万次郎かぼちゃ」という名前のかぼちゃを使いました。八王子市にある「とうきょう元気農場」の畑で育ったものです。
かぼちゃは荷崩れやすく、麹町小640人分を大量に煮るのはとても大変ですが、調理員さんがキレイに仕上げてくれました。
かぼちゃは「ビタミンA」が多く含まれており、菌が体の中に入るのを防ぐ粘膜を強くするはたらきがあります。
かぼちゃが苦手な子もいますが、自身の健康のため、願いのこもった伝統行事を大切に、少しずつでも食べてほしいと思っています。