番町子ども劇場の鳳（おおとり）を飾るのは、５歳児うめ組の合奏と歌です。

合奏は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」より「彼こそが海賊」を演奏しました。今までふれてきた音楽と少し雰囲気が違い、勇ましく力強い曲です。この曲に出会った子どもたちは「かっこいい」と目を輝かせていました。そんな「かっこいい」曲に、大太鼓・小太鼓・カスタネット・タンバリン・ウッドブロック・トライアングル・グロッケン・鉄琴・ハンドベル・ウィンドウチャイムの１０種類の楽器を使って挑戦しました。

ハンドベルによる「ヨーホー」の曲が出航の合図！みんなで気持ちと音を合わせて、互いの音を聞きあいながら合奏しました。最後に、全部の楽器が一緒になる場面は、特に子どもたちの期待と気持ちが盛り上がり、お気に入りの場面です。

また、歌は「ありがとうの花」を歌いました。どんどん語彙も増え、様々な言葉の効力に出会っている子どもたち。この曲にはたくさんの「ありがとう」が詰まっています。うめ組の子どもたちがこの曲を歌うと、会場が何とも温かく優しい雰囲気になります。きっと、子どもたちも、この曲を歌うことで、聞いている人やその場の雰囲気が優しく温かくなることを、感じてくれたのではないでしょうか。

番町子ども劇場は終了しましたが、まだまだ子どもたちの表現活動は続き、さらに広がっていきます。