副籍交流(3年生)
- 公開日
- 2026/03/11
- 更新日
- 2026/03/11
校長日記
〇令和8年3月11日(木)
本日、3年生は、特別支援学校に通う友達をお迎えし、副籍交流の授業を行いました。子供たちは、久しぶりの再会を喜び合いながら、一緒に活動する時間を大切にしようと、温かな空気に満ちた教室で机を並べて学びました。この「副籍交流」とは、特別支援学校に在籍する児童生徒が、地域の小・中学校に副籍を置き、共に学ぶ機会を得る制度です。地域の同年代の子供たちと関わりながら、友達との関わり方、集団での学び方、そしてコミュニケーションの力を育んでいく貴重な時間でもあります。本日の授業は、理科「じしゃくのせいしつ」の学習でした。子供たちは、棒磁石を糸でつるすと決まった方向を向くのか、更に棒磁石を水に浮かべるとどうなるのかを確かめる実験に、一緒に取り組みました。磁石がゆっくりと回転しながら一定の方向を示す様子に、「どうしてだろう」「おもしろいね」と自然に会話が生まれ、互いに見付けたことや気付いたことを伝え合う姿が見られました。同じ現象を共に観察し、考える時間は、子供たちにとって大きな喜びであり、学びの深まりにもつながっています。特別支援学校とは異なる学習のスタイルや環境、教材、そして活動にふれることは、副籍として参加する児童にとって、新たな可能性を広げていく大きな契機となります。「できた」「分かった」といった小さな成功の積み重ねが、その子らしい成長を力強く支えていきます。一方、地域校である本校の子供たちにとっても、副籍児童と共に学ぶ時間は、かけがえのない学びの場です。互いのちがいを自然に受け入れ、思いやりの心を育み、共に学び共に生きることの意味を、体験を通して深く理解していきます。多様性を尊重する姿勢や、相手の良さを見いだしていく眼差しは、子供たちの人格形成にとって大きな財産となるものです。番町小学校では、これからも、一人一人のかけがえのない学びを尊重しながら、多様な背景をもつ子どもたちが共に過ごす場を大切に育んでまいります。本日の副籍交流の時間が、子供たちの心にあたたかな記憶として刻まれ、互いの成長を支え合う未来へとつながっていくことを期待しています。