がん教育(6年生)
- 公開日
- 2026/02/17
- 更新日
- 2026/02/17
校長日記
令和8年2月17日(火)
本日、6年生を対象に、がんを経験された方を講師としてお招きし、「がん教育」の特別授業を実施しました。子供たちがこれからの人生を歩んでいく上で、健康に目を向け、自分や周囲のいのちを見つめる大切な機会となりました。授業の冒頭では、「がん」という病気に対して、子供たちがどのようなイメージを抱いているのかを確かめながら、がんには多くの種類があり、誰もが年齢を重ねるにつれて発症の可能性が高まる病気であることを丁寧に学びました。数字や医学的な知識だけではなく、子供たちが自分の生活に引き寄せて理解できるよう、講師の方がやさしく語りかけてくださいました。続いて、御自身の闘病の歩みについてお話しいただきました。治療の中で感じた副作用のつらさ、不安で押しつぶされそうになった時の心境、そして医師や看護師、周囲の多くの支えによって再び前を向くことができたというエピソードは、教室にいるすべての児童の心に静かに、深く響きました。「病気になって、初めて見えてきたものがありました。」講師の方が語られたこの言葉には、困難に向き合う中でこそ気付くことのできる、人の温かさや生きることの尊さが込められていました。授業の後には、「病気のことをもっと知りたい」「がんになった人の気持ちを考えたい」「自分の体を大切にしたい」という感想が多く聞かれました。がん教育は、単に病気の知識を学ぶだけでなく、いのちの重さ、互いを思いやる心、これからの人生をよりよく生きるための姿勢を育む貴重な学びです。本日の授業が、6年生の子供たちの心に長く残り、自分や周囲の人を大切にする行動へとつながっていくことを願っております。