性教育の保健指導(1・2年生)
- 公開日
- 2025/09/04
- 更新日
- 2025/09/04
校長日記
〇令和7年9月4日(木)
子供たちが自分自身を大切にし、他者を尊重する心を育むことを目的として、養護教諭による性教育の授業を実施しております。今回は、1・2年生を対象に、発育測定の時間を活用し、絵本「だいじ だいじ どーこだ?(作:えんみ さきこ)」を教材として、子供たちの心に寄り添う形で指導を行いました。授業では、「自分の体は自分だけの大切なもの」であることをはじめ、「人の体に触れるときには、必ずその人の同意を得ること」、「もしも体を触られそうになったら、『いやだ』と自分の意思をはっきり伝えてよいこと」など、自分自身を守るために必要な知識と態度を、やさしく、丁寧に伝えました。性教育は、単なる知識の伝達ではなく、子供たちが自分の命の尊さを知り、他者の命にも敬意を払う心を育てる、重要な教育活動です。学校という安心できる場で、年齢に応じた内容を段階的に学ぶことにより、自分の身を守る力を身に付けていきます。このような学びは、学校だけで完結するものではありません。ぜひ御家庭でも、「自分の体は大切」「いやなことはいやと言っていい」といったテーマについて、お子様と話し合う時間をもっていただければ幸いです。保護者の皆様の温かなまなざしと対話が、子供たちの心の支えとなり、健やかな成長につながってまいりますので、よろしくお願い申しげます。