4歳児 番町ラボ(2日目)② 【自然と色の探究】
- 公開日
- 2025/12/25
- 更新日
- 2025/12/25
お知らせ
「あれ!ひび割れ!」
「固まってるよ!」
「本当だ!(入れ物を逆さまにして)落ちてこない!」
実はこの日どのグループでも子どもたちがはじめに強く興味を持ったのは、色が「固まった」ということ。
ひび割れを見て、マグマを想像してその世界に入っていく子どももいれば、垂れてこないという現象が気になって、どうにかしようと触ってみたり、水を入れてどうなるか探ってみたりする子もいました。
なかには、2色の絵の具から見える形を
「お魚みたい!」
と嬉しそうに見つめら子どももいました。
そこにスポイトで滴滴と少しずつ水を加えてみたら、
「わぁ!見て!お魚、コンブに隠れちゃった!」
と教えてくれました。
のぞいてみると、水を加えたことで、魚の周りにあった絵の具の色が、もやもやっとたちのぼるように溶け出していました。
「お魚さんかくれんぼかなぁ?」
スポイトで水を足してみたり、吸い取ってみたりしながら、溶け出す様子を繰り返し試し、水と絵の具の関係をじっくりじっくり探究していました。
その傍らでは、スポイトで“色を吸い取る”ことに興味をひかれた子どもがいました。
どうやったらスポイトの中に色が閉じ込められるか、様々に試し、うまく吸い取ることができると、一滴一滴、ぽたん、ぽたん、と画用紙や和紙におとして、その様子に見入っている姿もありました。