4歳児 番町ラボ(2日目)①【自然と色の探究】
- 公開日
- 2025/12/25
- 更新日
- 2025/12/25
お知らせ
1日目に子どもたちが作った色を瓶に入れて大切に取っておき、2日目のこの日は、それをラボに並べておきました。
すると子どもたちは、ラボに入るなりすぐに気になり、手にとります。
「わたしのはこれ!」
と20個以上ある色の中から自分の色を探し当てる姿にびっくり。試して、考えて、また試して…と、繰り返し向き合った大切な色を子どもたちはよく覚えていました。
「こっちはちょっと赤っぽい。」
「こっちはちょっと緑っぽい。」
「こっちは、茶色だけど、茶色の中の緑っぽい、みたい。」
と、それぞれの色を比較し、味わい、今日はこっちの色も作ってみよう。とさらに実験する子もいました。
自分の中で思い描く色に近づけるために、ちょっとずつ。
「黄色を入れてみよう。」
「今度は青…あれ、入れすぎた。」
「じゃあまた黄色をちょびっと〜。」
こうなるかな、と予想して、やってみる。
違った!
じゃあ今度は…?
何度も何度も繰り返し試す姿は、研究者のよう。
机に残った学びの痕跡は、子どもの探究の軌跡。
色に真剣に向き合って、満足のいく色が出来た時の子どもたちの表情は、満足感にあふれていました。