4歳児 番町ラボ(2日目)③【自然と色の探究】
- 公開日
- 2026/02/17
- 更新日
- 2026/02/17
お知らせ
前の日に詰めた“色”(絵の具)が、乾いて瓶にペタリとついているのに気付いたAさん。
「あれ?」
昨日大切に詰めたはずが、さかさまにしても、たらりと垂れてはこない。何度も逆さまにしたり、のぞいてみたりしていました。
前日に、何度も何度もイメージした色に近づけようと試していたAさん。
どうするのかなと見ていると
「ライトで光らせてみたい。」
昨年の、光の探究で試したことを思い出したようでした。
番町ラボは、『こうしたらどうなる?』『やってみたい』『おもしろそう!』と思ったことは、何でも試していいところ!
早速ライトを出して照らしてみると…
周りにいた子どもたちも
「うわぁ!綺麗!」
と一気にワクワクの心が溢れました。
Aちゃんは、周りから、中から、ひっくりかえして…とあらゆる角度で照らし、絵の具の厚みがぽってり濃いところ、と薄いところで見え方が違うことに気付き、引き込まれていきました。
その探究に突き動かされて、隣にいたBさんも自分の瓶の中に光を当ててみます。
セミの抜け殻色にしたいと思って色を作っていた前日に、抜け殻そのものもポトンと入れていたのです。
光に当たり、てらり、と光る抜け殻があり、なんとも幻想的な世界が見えました。
「おおおお…!」
「すごい…!」
「これ…もしかして生きてる?」
「生きた…?」
「抜け殻は、中身がないんだよ。」
「じゃあこれは…?」
生きるってどういうことだろう。
抜け殻ってそもそもなんだっけ?
と、小さな瓶に頭を寄せ合いながら、生きる、ということにも思いを巡らせていました。
最後に思いを馳せた抜け殻を描いてみる子どももいました。
色を作る、混ぜる、その探究の中で、どんどん子どもたちの考えは広がり、友達がいることで深まっていきます。
ラボは、課題を行ったり、何か作品を作る場所ではありません。
友達とアイディアを交換したり、手を動かし
素材に触れながら考えたりする、好奇心であふれている場所。子どもたちとともに常に変化していくラボ。これからも子どもたちの好奇心とともに進んでいきたいと思います。