幼稚園のようす

4歳児 番町ラボ(1日目)【自然と色の探究】

公開日
2025/11/27
更新日
2025/11/27

お知らせ




















事前に“いいもの探し”をしていた子どもたち。



その中からお気に入りを1つ選びラボに持ってきてもらいました。



 



子どもたちに、特にどこが気に入っているの?と問うと



「この色が混ざっているところが綺麗なんだ。」



「(ドングリの頭の)この、ツン、がすき。」



など、細かいところをよく見ているなと驚きました。



 



そこで、そのお気に入りの「色」を作ってみよう!と提案しました。



使う色はこれ、と、赤、青、黄、の3色の絵の具を子どもたちに示すと、



「ええっ!」



「これじゃ作れないんじゃないかな…。」



と言う子どもたち。



よし、実験してみよう!「ラボ」してみよう!ということに。



 



「これとこれで…あれなんか(予想と)ちがうかも…」



「黄色をもっと入れてみようかな」



「入れすぎた!」



「やっぱり青かな、、」



と、まるで調合師のように繊細に色に向き合う子どもたち。



その動かすひとつひとつの手が好奇心に溢れていました。



 



予想して、やってみる。



  おや思っていたのとちがうぞ。



今度はこうしてみようかな。



  さっきより近づいた!



今度は…あれ、ちがう、になっちゃった。



 



ポトンと落とす絵の具。



 ゆっくりと混ぜると、ぐるーりぐるぐる。



ゆっくりゆっくり融合していく。



 ゆっくりゆっくり子どもたちの手で創られていくのは、色であり、思考、そして感性。



 



「みて!こんなに色が出来た!全部ちがうの!これはね…」



繰り返し試していく中でふと自分の実験を振り返り、ちがいに気付き、語り出したくなる。そんな姿があちこちで見られました。



 



中には,混ざりきる前の、色が渦のようになっているのを見て



「これが綺麗!」と大切に眺める姿もありました。



子どもたちの「ラボ」はまだまだ続きます。