児童を熱中症から守る
- 公開日
- 2023/07/06
- 更新日
- 2023/08/30
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巨大なマイクのようにも見えるこの黒球、6月から始動しています。熱中症の危険を知らせる装置で、その名も黒球型熱中症指数計といいます。今年は梅雨入り前から気温が真夏並みの日もあり、当校でも児童の熱中症予防に早くから取り組んでいます。
天気予報の最高気温も参考に、熱中症の危険が高そうな日には校庭に設置。児童が屋外で安全に運動したり、遊んだりできるかをモニターします。教職員の誰もがこの指数計を設置できるように使い方も共有し、指数に応じた対応もイラストパネルで周知しています。
熱中症指数が31を超えたら屋内での活動や遊びに切り替えて対応しますが、悩ましいのは雲が多めで30前後の指数のときです。雲の切れ間から陽射しが出るとすぐに30を超え、雲がかかると29に下がる。子どもたちは外で思いっきり体を動かしたがっている…。指数と児童の気持ちとの間で板挟みになりますが、児童の安全を最優先に考えています。