〇令和７年11月14日（金）

　本日、図書委員会による発表集会を行いました。今回のテーマは「ビブリオバトル」です。ビブリオバトルとは、参加者が自分のお気に入りの本を紹介し、その魅力を語り合った後、聴衆が「一番読みたくなった本」に投票するという、知的な書評合戦です。単なる本の紹介にとどまらず、言葉で思いを伝える力、聞く力、そして選ぶ力を育む、まさに学びの深まりを感じる取組です。本日のバトルには、３名の児童が登場しました。それぞれが選んだ一冊を堂々と紹介し、会場は熱気に包まれました。紹介された本は、『マジックショータイム』『１０代からの心理学図鑑』『グレッグのダメ日記』の３冊です。どの発表も、工夫を凝らした言葉と豊かな表現で、聞く人の心を惹きつけるものでした。最後に、全校児童による投票が行われ、「一番読みたくなった本」に選ばれたのは『グレッグのダメ日記』でした。発表者の熱意と本の魅力が、多くの仲間の心に届いた証です。この取組を通して、子供たちは本の世界に親しむ喜びとともに、伝える力・考える力を磨いています。これからも、読書を通じて広がる知の世界を大切に育んでまいります。