前期終業式
- 公開日
- 2025/10/10
- 更新日
- 2025/10/14
校長日記
〇令和7年10月10日(金)
本日、令和7年度前期の終業式を厳かに執り行いました。講堂に整列した子供たちは、国歌斉唱に真摯な姿勢で臨み、式の始まりにふさわしい静謐な空気が流れました。私からは、三つのことを児童に伝えました。第一に、前期の学びの集大成としての通知表「のびゆく子」についてです。この通知表には、各担任が一人一人の歩みを丁寧に振り返り、心を込めて記した言葉などが綴られています。努力の跡、成長の瞬間、そして未来への期待が込められており、子供たちが自らの成長を実感し、次なる一歩への励みとなることを願っております。第二に、ノーベル平和賞を受賞された北川進さんの言葉を紹介しました。「幸運は準備された心に宿る」――この言葉は、日々の学びや生活の中で誠実に努力を重ねることの大切さを教えてくれます。児童たちが、友達との関わりを大切にして、未来に向かって力強く歩んでいくことを願っております。第三に、5年生の嬬恋自然体験交流教室の様子を紹介しました。大自然の中での活動を通して、仲間との絆を深め、命の尊さや協力の意義を学ぶ貴重な体験を動画で確認しました。、また、式の後半では、2年生と3年生の代表児童が、前期を振り返って堂々と発表をしてくれました。それぞれの言葉には、学びへの喜びと成長の実感が込められており、会場に温かな拍手が広がりました。最後に、校歌を高らかに歌い、番町小学校の一体感を改めて感じるひとときとなりました。保護者の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動に深い御理解と温かい御支援を賜り、心より感謝申し上げます。10月14日から始まる後期におきましても、子供一人一人の可能性を信じ、教職員一同、より一層の工夫と情熱をもって授業づくりに取り組んでまいります。どうか引き続き、御家庭においても励ましと見守りをお願い申し上げます。