〇令和７年10月8日（水）３日目⑥帰校式

　２泊３日にわたる嬬恋自然体験交流教室を終え、５年生は、豊かな自然と温かな人々に囲まれた嬬恋村から、無事に帰校いたしました。子供たちは、出発時とは異なる、どこか凛とした表情をたたえながら、保護者の皆様に向かって「ただいま」と元気に挨拶を交わしました。その一言には、旅の充実感と、再び日常へ戻る安心感、そして保護者の皆様への深い感謝の気持ちが込められていたように感じられました。学校到着後の帰校式では、代表児童が２泊３日の宿泊学習を振り返り、自然の中で得た学びや仲間との絆、そして自分自身の成長について、真摯な言葉で語ってくれました。児童たちの内面に芽生えた自立心と責任感がにじんでおり、聞く者の胸を打つものでした。この宿泊学習の期間中、保護者の皆様には、学校ホームページを御覧いただきながら、お子様の様子を温かく見守っていただきました。遠方での活動にもかかわらず、日々の記録に目を通してくださったことは、子供たちにとっても大きな励みとなりました。お迎えの際には、笑顔で出迎えてくださり、子供たちの「ただいま」の声に優しく応えてくださったことに、心より感謝申し上げます。嬬恋の地での体験は、児童一人一人の心に深く刻まれる学びの連続でした。自然の雄大さに触れ、仲間とともに過ごした時間の中で、子供たちは互いを思いやる心、困難に立ち向かう力、そして感謝の気持ちを育んできました。この宿泊学習を通じて得た経験は、今後の学校生活において、学びの礎となることでしょう。保護者の皆様には、事前の御準備から情報の御確認、お迎えまで、温かい御支援を賜り、改めて深く御礼申し上げます。今後とも、児童の健やかな成長を共に喜び合いながら、学校と家庭とが手を携えて歩んでまいりたいと存じます。