◆５歳児ゆり組にとって最後のいずみポケットシアター。取組の過程から、お家の人に観せたいという目的をもって張り切る気持ちが表れていました。

◆劇『じごくのあばれもの　ゆり組Ver.』。閻魔大王様に地獄に落とされた人間たちは、自分のもつ知恵や特技、道具を駆使して乗り切っていきます。役を演じることはもちろん劇中の効果音、大道具の移動なども自分たちで行い、みんなで協力することも楽しいようです。子どもたちが考えたオリジナル地獄とそれを表現する演技力に、お家の人たちからクスッと笑いもこぼれています。

◆歌『小さなカレンダー』は３拍子の曲です。普段、子どもたちが歌う曲には３拍子はあまり出てきません。そのため、歌い始めた頃はリズムに乗るのが難しかったようですが、徐々にリズムが取れるようになり、本番でも体を揺らしたり、歌詞を楽しんだりしながら気持ちよさそうに歌っています。

◆合奏『ラデツキー行進曲』。オーケストラの動画を観たゆり組の子どもたちは、観客が指揮に合わせて楽しそうに手拍子する様子が気に入り、また、新しい年をお祝いするニューイヤーコンサートで演奏されることが多いなどの理由から選曲しました。自分以外の楽器の音にも耳を傾けることで、音も気持ちも揃います。見事に演奏を終えると、会場は大きな拍手に包まれます。子どもたちの達成感の笑顔、お家の人たちの感動の笑顔。笑顔の花咲くフィナーレです！！