ある日の預かり保育そら組⑦
- 公開日
- 2026/08/18
- 更新日
- 2026/08/18
お知らせ
閉庁日中、業者の方による床清掃でピカピカになった講堂で、午後は体を動かして遊びました。
ボール遊び、フロアカーなど何か所かのコーナーが設定され、思い思いに体を動かして遊ぶ中に、本日の特設!?「巨大ピタゴラスイッチ」のような場がありました。スタート位置からボールを転がし、ウレタンの平均台の細道を通ってゴール地点までいったら大成功という仕組みです。
遊びのきっかけは、預かり保育の教師が子どもたちと一緒に組み立てて始まりましたが、横から落ちたり、ゴールまで届きにくかったり、改良の余地満載。実はそこは、あえてです。やってみるうちに、だんだんと、ボールが落ちる、なかなか届かないなど、「もっとこうのほうがよい」が出てきます。そこで初めて子どもたちは、必要性を実感し、今までの知恵とイメージを使い、改良を重ねます。
この場には3学年いるものですから、3歳児もも組の子どもがチャレンジしてうまくできず、半べそになる場面もありました。それを見た5歳児うめ組の子どもが、「これは何とかしないと!」とさらに必然性も増します。
少しすると、細いスロープの片側にマットで壁ができ、サイドからのボール転落が半減。しばらくその状態で楽しんだあと、別の子がもう片側にマットで壁を作り、ボールが転落せずゴールまで近づくようになりました。
始めからこうなっていたのでは、面白さも、ゴールした時の喜びも、なぜこの壁が必要かの実感もあまり湧かなかったでしょう。
こうして、きっけは提示しつつ、子どもたちが気づいたり考えたり試したりする環境を作り、子どもたちの姿を見ながら見守ることも、教師の大きな役割の一つです。環境を提示し見守りながらも、一緒に楽しんだり、喜んだり、困ったり、試したり、寄り添ったり、気づかせたりして共感していくことも、教師の大切な役割です。