お話し給食 12/14 「ウーフとツネタとミミちゃんと」
- 公開日
- 2023/12/15
- 更新日
- 2023/12/15
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12月14日(木)は図書と給食のコラボ企画・お話給食の日でした。学校の図書室にある食べ物の登場する絵本から栄養士がメニューを考えます。この日の給食にはキンピラごぼうが登場しました。人参とごぼうだけでなく、油揚げも入っている特別版です。今回のお話の主人公ツネタからの着想でしょうか。
くまの子ウーフの童話集3『ウーフとツネタとミミちゃんと』(神沢利子作・ポプラ社)という絵本には短編が8本収録されていて、その中の「まかしときっきのキンピラごぼう」が今回のお話です。子熊のウーフ、きつねのツネタ、うさぎのミミちゃんという森の仲間たちの日常とおしゃべりが楽しく描かれています。
特徴的なのは、きつねのツネタの独特の言い回しです。「よしきた」「なんたって」「だけどよ」「作ってやらあ」など江戸っ子のような調子で、テンポよく会話が進みます。
ある日、お母さんぎつねが寝込んでしまい、おなかをすかせた弟ぎつねが夕飯の心配をします。そこでツネタは「まかしときっきのキンピラごぼう」と言って、手際よく弟が好きなキンピラごぼうを作ります。寄りあいで遅くなるお父さんぎつねのために唐辛子の粉も追加。ちょっと入れすぎたみたいですが、その辺はテキトーです。冷蔵庫に豆腐を見付け、味噌汁も作りました。この味噌汁も14日の給食に登場しましたね。
完成した料理を食べようとした時、窓に誰かの影がうつります。「今ごろ誰だ?」といぶかる兄弟ぎつねですが、そこにいたのは…。
続きは是非図書室に行って読んでください。