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学校のようす

3組の算数 9/24 「東京教師道場」メンバーの授業研究

公開日
2024/09/24
更新日
2024/09/25

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 本校には授業力を一層高めようと「東京教師道場」に部員として参加している教員がいます。同道場は東京都教育委員会が2006年より開催している2年間の研修の場で、教員の専門性や興味などでグループに分かれて研鑽を積んでいます。

 9月24日(火)に本校で同道場の「特別支援教育組」の授業研究が3組で行われ、本校の教員だけでなく同道場で本校教員と同じ班に所属するリーダーと部員、東京都教職員研修センターの教授が来校しました。本校の教員が参加している「特別支援教育組」の中の班のテーマは「一人一人が主体的に参加する協働的な学び」です。

 授業では2学期の指導計画にある「量と測定」の一環として、学校の宿泊行事に持参する荷物の重さを量りました。子どもたちは500mLのペットボトルに入った水の重さを基に、歯磨きセットやパジャマなどリュックの中の物の重さを予想してから、はかりで実際に量っていきました。子どもたちは宿泊行事の準備や持ち物の重さを意識することにもなり、授業で学習した内容を日常生活に取り入れられるようにという狙いもあります。

 授業後の協議会では、授業中の子ども一人一人を観察した上での意見交換や、子どもからの質問などへの教員の対応についての質疑応答、テーマに沿った協働的な学びの実現度、授業の「仕掛け」で良かった点など、同じ特別支援にかかわる教員の立場から具体的な振り返りが行われました。このような真摯な議論を通じて教員は授業力向上のための端緒をつかむことになり、貴重な機会となりました。