11月5日（水）に3年2組の子どもたちが本やタブレットを携えて1年2組を訪れて、後輩たちのために「読み聞かせ」を行いました。季節は秋。「読書の秋」にもマッチした交流の機会となりました。

　3年生の子どもたちは７つのグループに分かれている1年生のもとに行き、1年生が見やすいように本やタブレットの角度を調整して自分が選んだ本を読み進めました。

　交流に備えてたくさんの準備をした3年生もいました。前日に家族の前で実演して意見を聞き、実物の箸を用意して動かして見せたり、朝顔の育て方の本をタブレットで見せつつ、自分が書いた朝顔の栽培記録を読んだり、物語に自分なりの台詞を加えたり、「読み聞かせ」を超えた様々な工夫も見られました。

　緊張気味だった1年2組の子どもたちも、読み聞かせが進むにつれて夢中になり、前のめりになって聞いている姿がたくさん見受けられました。そして「とても楽しかった」「知らない本を読んでもらって良かった」など喜んでいました。3年生からも「喜んでもらえて良かった」と「工夫して良かった」などの感想が聞かれ、達成感を得た様子でした。