９月１９日の午後、ＪＩＣＡの国別研修の一環として、マレーシアの行政官３０名が、千代田小学校に来校されました。

　その目的は、日本の小学生の掃除と給食の配膳等をしている場面を視察することと、日本の義務教育の概要、本校のインクルーシブ教育について学ぶためです。

　掃除や給食の準備等は、学校（日本を？）を代表して、６年生の子どもたちがいつも通り、しっかりと行ってくれました。子どもたちが自ら掃除や配膳を行う習慣のないマレーシアの方々にとっては、非常に珍しく、感銘を受けていた様子でした。

　その後、体育館に移動して、東京都教育庁の主任指導主事の方による義務教育の概要と、本校のステップ教室主任による千代田小のインクルーシブ教育についての講演を行いました。２つの講演では、マレーシアの方々からたくさんの質問があがり、時間が足りなくなるほどの白熱した会となりました。マレーシアの今と未来を担う若き行政官の方々の熱い思いを感じました。