番町幼稚園一学期アルバム📚⑦(さくら組編)
- 公開日
- 2026/08/07
- 更新日
- 2026/08/07
お知らせ
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アルバムの7ページめは、子どもたちの姿ではなく、子どもたちが作り上げたものをいくつかご紹介します。今回は4歳児さくら組バージョンです。
一枚目の写真は、ジュース屋さんの看板です。ジュース屋さんの場を作ったさくら組の2人。保育室内ではなく、教職員も他学年の友達も含めて往来の見込まれる玄関ホールを選んだ商売上手の店員さんたちです。店員さんたちは場やジュースを作ると、教師に看板を書いてと頼みました。その看板の発注の文言が「せかいでいちばんゆうめいなじゅーすやさん」でした。さらにその下には、店員さん(さくら組の子ども)が自ら苦心しながら「にんき」と書き、さらに購買意欲を掻き立てる看板になっています。このお店の店員さんたちは、何日間か継続してこの場所にジュース屋さんの店舗を開いていましたが、何日かするとお客さんがなかなか来ない状況になりました。
他学年や、先生たちを誘いに行きますが、別の活動をしていたり、場から離れられなかったりして、すぐに行けない状況に直面します。すると、店員さんたちは、注文を受けて配達したり、作ったジュースを箱に入れて首から下げて行商したりという商売形態も取り入れました。
店員さんたちの機転や、あきらめずにジュースの売るために試行錯誤する実行力、そして、お客さんが少しでも来るように今までの経験と知恵を総動員させ魅力的な看板にする工夫など、ジュース屋さんの子どもたちの力、魅力、らしさが発揮されている遊びの場面でした。
2枚目は、お祭りごっこの横に開店したコーヒー屋さんです。お祭りごっこにはたくさんの子どもたちが行き来するので、この場所を選んだのでしょうか。このお店の店長は、自分の名前を店舗名に掲げていました。そして、ジュース屋さん然り、4歳児さくら組の子どもたちの、現段階での「一番すごい」を表す言葉は「せかいいち」なのかも知れません。こちらも看板発注リクエストで「せかいいち」が出されました。コーヒー店は不定期開店なようで、前日とてもおいしいコーヒーを、手製のタッチ決済でご馳走になったので、カードを持って翌日も訪れると、「ごめんなさい~、このお店は月・火・水しかやっていません。」・・・そう言われると何だかとっても飲みたくなり、店長に気持ちをぐっとつかまれたお客の一人でした。
3枚目の写真は、子どもたちが空き箱などで自分で作った乗り物に乗せていたお客さん人形でした。何とも言えない愛嬌のある角度で微笑みかけてくる人形たち。目が合うとこちらも思わず笑顔になってしまいます。運転手さんが豪快な運転をすると時々乗り物からすとんと落ちることもあり、落ちたお客さん人形を慌てて乗せて、そろりそろりと今度はそっと気を付けて運転する運転手さんでした。
4枚目は、好きな遊びの中で子どもたちが作った色水です。教師が出したのは3原色。それを、研究所さながらに、ほんの少しずつ配合を変えて創り出した色です。似た色合いでも、よく見ると絶妙にほんの少し違っています。たくさんの色を作り出したさくら組の研究者たちは、通る人に「見て見て」と紹介したり、並べたたくさんの色を自分たちで眺めたりしてとても誇らしそうでした。
このように、子どもたちが作ったものひとつひとつに、背景や、思いや、ドラマがあります。どれも愛しい愛しいかけがえのない作品たちです。
保育後、どの保育室でも、保育室の片付けや清掃をしながら、こうした子どもたちの作品や、それにまつわるエピソード、今日の姿を、学年の教職員で共有し、子どもたちの育ち、らしさやよさ、課題などを話したり、それらをふまえて翌日の環境や教材の準備をするひと時は、保育では欠かせないとても大切な時間です。