１１月１１日、色付いた葉の柿のもと、幼稚園の砂場で焼き芋パーティーをしました。

４，５歳児が芋ほり遠足で掘ったサツマイモや、３歳児が園庭で育て先日収穫したサツマイモも使っての焼き芋です。

４歳児さくら組の子どもたちが焼き芋用に砂場に穴を掘り、５歳児うめ組は火起こし用の木の枝を拾い、３歳児もも組も、４・５歳児と同様に、「おいしくな～れ」とサツマイモをアルミホイルで包み・・・子どもたちも準備に大活躍。

全学年が集って行った「点火式」では、小さなマッチの火が、新聞紙に灯り、炎が少しずつ大きくなって薪に移っていく様子を、目を凝らし、耳を澄まし、くんくん鼻をきかせて見守っていた子どもたちです。子どもたちには、火のもつ便利で大きくあたたかな力とともに、時に怖さを伴う大きな力についても話をしました。

どの学年も、一人一人炭火の中に自分で入れたサツマイモは、ほかほか温かく甘～く、柔らかい焼き芋に変身し、みんなで、焚火を見ながら味わいました。子どもたちにとって、貴重な経験となったことと確信しています。

都会の真ん中で、時代の流れもある中でこうして焼き芋をすることに、ご理解とご協力をしてくださる、地域の皆様や保護者の皆様に、改めて感謝申し上げます。