研究授業 4年生算数 6/5 「グラフや表を使ってみよう」
- 公開日
- 2024/06/10
- 更新日
- 2024/08/29
トピックス
6月5日(水)に4年生の算数「グラフや表を使ってみよう」の単元で研究授業を行いました。今回は13時間中の13時にあたる授業でした。今年度の研究主題「自分の考えをもち、学びの可能性を広げる児童」をテーマに、同単元の発展学習の最後となる授業に取り組みました。
発展学習では、子どもたちが自分の考えをもちやすいように、日ごろから意欲的に行っている係活動(バースデー係、ゲーム係など9係)を利用してグループを作りました。「係活動のマーケティング会議を開こう」というテーマで、それぞれの係活動に関係したアンケートをクラスメートに実施し、その結果をわかりやすくするために表や棒グラフを作成。最後の授業では、係ごとにまとめた表や棒グラフから気づいたこと・分かったことなどを各自がまとめ、どうしたら係活動がより良くなるかを係グループごとに話し合いました。
話し合った結果の発表では、各係とも勢いよく手をあげていました。例えばバースデー係からは表とグラフを使って、次のような「マーケティング」戦略が発表されました。棒グラフで表した「もらってうれしい景品と人数」で1位の「カード」と2位の「折り紙」に注目し、二次元表の集計で多かった誕生日の祝われ方の「サプライズ」という項目も考慮して、「誕生日にはカードと折り紙をサプライズで渡す」というものです。たくさんのクラスメートが喜んでくれそうですね。
中には表もグラフもないために発表の根拠がクラスに伝わりにくいケースもありました。このグループもクラス全体もこのケースを通じて、情報共有や理解をする上での表やグラフの重要性・利用価値が学べたのではないでしょうか。
授業の振り返りでは、「表の上位にある事項を目当てにしてクイズを作っていきたい」というような意見が聞かれました。