6年生にがん教育 12/10
- 公開日
- 2024/12/10
- 更新日
- 2024/12/10
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12月10日(火)、NPO法人がんノート代表理事の岸田徹先生をお迎えし、6年生のためにがん教育の授業を行いました。
授業に先立つ須藤校長先生の挨拶でも、今や二人に一人ががんにかかると話されていました。自分自身、家族、友達など、大切な人がいつ罹患(りかん)しても不思議ではない状況です。早い時期からがんという病気に対する情報を知り、正しい知識を得るのは大切です。
講師を務めてくださった岸田先生ご自身、25歳という若さでがんを患い、3か月の抗がん剤治療と2度の手術を乗り越えていらっしゃいました。そんな経験から、がん経験者へのインタビューをYouTubeで生配信する番組を始め、がんに関する各種の情報発信に努められています。
今日の授業では、軽妙な語り口と漫画や写真を多用したプレゼンテーションで自身の闘病経験を振り返るとともに、がんに関する各種のデータもクイズ形式で紹介。子どもたちにも分かりやすく楽しめる内容でした。
がんとの関わりを通して気づけた自分にとって大切な人たちの存在、そして「笑う」ことの大切さを授業のしめくくりとして話してくださいました。
「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せ。」という言葉の意味を子どもたちもこれからの生活の中でかみしめ、考えていくと思います。