6年生にがん教育 12/9
- 公開日
- 2025/12/09
- 更新日
- 2025/12/11
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12月9日(火)、NPO法人がんノートの小原裕二さんを講師にお迎えし、6年生にがんについての授業をしていただきました。
2人に1人がかかるといわれる「がん」は大人だけの病気ではありません。病気に対する正しい情報と知識を得て、自分自身も家族や友達などの大切な人も守れるようになることが大切です。
小原さんは、楽しい大学生活を始めた矢先、18歳の時にがんが発覚しました。抗がん剤治療と10時間に及ぶ大手術を経て日常生活を取り戻すも、3年後に再発してしまいます。再びの苦しい闘病生活に加え、右腕切断という苦渋の決断もしたそうです。
これらの経験から、普通の生活がおくれることへの感謝、罹患した場合は自分の体と向き合い、患者として不明点を医師に確認・相談し、必要ならセカンドオピニオンを求めるという「患者力」を養うことの大切さが強調されました。
小原さんは右腕切断後は義手を装着しているそうで、授業の場にも義手を1本持ってきてくださいました。子どもたちは実際に触れる機会を得て、その重さや質感など身をもって知ることができました。