教育会の研究授業 11/19 3年2組 道徳
- 公開日
- 2025/11/19
- 更新日
- 2025/11/20
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11月の教育会が19日(水)に実施され、本校では道徳部の研究授業が3年2組で行われました。教育会は教員の授業力を高めるための研鑽と実践の場であり、千代田区内の公立小中学校の先生が1か月に1度のペースで集まります。今回は幼稚園の先生方も参加し、幅広い連携を深める場ともなりました。
令和7年度の道徳部の研究主題は「教材と自分をつなげ自己を見つめる道徳の授業~展開後段の発問の工夫を通して~」で、3年2組では「~よいと思ったことは勇気をもって~ A 善悪の判断、自律、自由と責任」を主題として、「よわむし太郎」を教材に授業が行われました。
単なる理解で終わらせず、自分のこととして捉えられるように、授業後半の展開と質問の仕方に工夫が凝らされていました。
教室での発言やICTを使って意見交換・共有をし、子どもたちは最後に「正しいことや良いことだと思っていても、勇気や自信がなくて行動できないとき、自分にどんな言葉をかけるか」をその時の想いも含めてタブレットに書き込みました。「逃げちゃだめた、逃げちゃだめだ、頑張れ(あの人は困ってるんだ)」「頑張れば、できるよ。怖くてもがんばれば、できる」など気持ちのこもった言葉が並びましたが、先生から「その考えは日常生活のどんな場面で活かせるか」と問われると子どもたちはハッとして考え込んでいました。自分事としてさらに考えを深める機会となったようです。